兄弟で見るに相応しい映画(笑)

いや、昨日の日記にもあるとおり、兄弟兄妹で逝ってきましたよ、ハガレン劇場版。
ゼミ合宿準備のときに"ヲタに見えない優等生"某氏から「最高だったよ!Kaffeeさん、ぜひ行くべきだよ!」とややコーフン気味に言われてたので、期待満々。
以下、ネタばれを避けるために続きを読む記法にします。*1
冒頭のシーンがやや冗長なのは世界観説明のために仕方ない。いや、むしろ上手く織り込んでたなあという印象。
等価交換、もそうですが、ひとつのイベントないしフラグ立てが2重3重の意味を持ってるように感じました。
う〜ん、重たいテーマを扱ったわりにちゃんと「ハガレンらしさ」が出ていて*2、よかったです。でも、錬金術のはじけっぷりが一番おもしろかったのがアームストロング殿ってどうなんですかね。アルの「魂を分離させちゃう技」もなかなかツボですが。「 ぼくって、魂がはなれやすいみたいなんです」って笑って言わないでね。
ロイがちゃんと「一兵卒→大佐」という緊急時クラスチェンジ(なんか違う)をしてバリバリ働いてたのがよかったです。大佐〜♪


あと個人的に気になったのは、ラスボスが錬金術と魔法を勘違いしてなにやら呪文らしきものを詠唱するシーンがあるのですが、そこだけいきなりドイツ語なんですよ。何いってたんだろう・・・気になります。だれか解読しようとする人いないのかなあ。さすがにこれはDVDないと無理か。
繰り返し見たくなるという点、なかなかの良作かと。ちゃんとオチもついたしね。でもアニメ版での重要人物があっさり死にすぎ・・・。
他にも言いたいことは(とくにラスボスに関して)小山ほどありますが、これくらいで。

*1:と思ったけど、以下読んでもあまりネタばれはしてないかも。

*2:人体練成など、重たいテーマを扱ってこそハガレン、という立場もあるかもしれませんが。ここでの「重たさ」は、戦後60年という年においてはかなりしっくりくる、再考を求めるタイプの重たさです。時代考証は気になるけど、目立って変な部分はなかったと思う