繰り返すことで見えてくるもの

昨日の日記、ちょっと精神状態がおかしいけど、まあいいか。
今日は半日は休むことに専念(?)して、ゆっくりして、起動は4時半(爆)遅いな・・・。
でも、今日は気分がいい。
というのも役に立ったのか立たなかったのかいまいちわかってなかった民訴ゼミの効果が現れてきたみたいなんです。特に、保証人と主債務者との訴訟の関係を考察した夏休み合宿のテーマの効用が大きかったみたい*1
教科書もわかりやすくなったし、高橋先生の重点講義の記述も、どこを注目すべきかの取捨選択ができるようになったし、なにより伊藤先生の教科書、高橋先生の重点講義、そして両者を踏まえた授業のノートを読むと、なるほど、なるほど。まったくの迷宮だと思っていましたが、少しは見通しが明るくなってきました。とはいえ、選定当事者とかの細かい規律とか、担保物権法とか会社法とか忘れてて焦りましたが(爆)さすがに、行政訴訟家族法はついていけるんだけどね。あと、英米法で信託とか遺産管理とかの話を(日本の話じゃないけど)聞いていたというのも理解を助けているみたい。


後輩の一人が「行政法総論ムズイ、もう次は受けない」とか泣きついてきたのを必死に説得するときにも言ったのですが、どうしても一度だけでは見えてこないものってありますよね。たった1ヶ月の違いでも、見えてくるものがたくさん。(それだけ不勉強だった、ってことですがね。)別の教科だなんて思っては損です。裁判に出れば関連してくるところも多々ありますし、そもそも議論自体が予定している知識というのも当然あるし。訴訟法なんて実体法の議論がわからないとわかるはずも無いですし。特別法にあたる科目の知識でも、一般法に当たる科目の理解を助けることも多々ありますよね。こういうのを見つけるのが、一番法律をやってて面白いなあ、とおもう瞬間。
これは多かれ少なかれどの分野でもあると思います。でも、その中でも行政法は訴訟法がわからないとわからない実体法の部分が他の教科に比して多いように感じるので、教える立場と教わる立場の乖離が一番激しい科目かもしれません。
・・・今憲法とか刑法とか刑訴とかやったら、前よりも面白いのかな?(自爆)
どうせこの期末試験が終われば、次の試験・・・人生をかけた試験、ロースクール入試があるので、みっちりやらねばいけないのですがね。

*1:ロースクールでもやった事案みたいです。うへえ