パール展にでかけてきました

午後の授業がなかったのを忘れてバイトのシフトを入れてしまった*1ので、空いた時間を、徒歩圏内にある国立科学博物館の特別展示に行ってきました。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2005/pearl/index.html


行ってみて初めて知ったのですが、大学パートナーシップ制度というものがあり、うちの大学生(院生含む)は一般展示はタダ、特別展示も500円引きで入ることができます。
http://www.kahaku.go.jp/news/part/index2.html
おお、お得。卒業予定の方は、いまのうちに出かけてみてはいかが?


さて、本体のパール展ですが、なかなか混雑していました。会期が22日までですので、最後の金曜日、そりゃそうだという感じですが。科学博物館らしく、さまざまな真珠貝の生態はもちろんのこと、なぜ真珠層はあのような輝きを放つのか、とか、真珠産業の歩みは天然についても養殖についてもドラマがあり、また歴史上の人物や世界各地の真珠のアクセサリー・彫刻など、美術としても楽しめるつくり。
真珠の核入れは外科手術だし、天然真珠の採取と奴隷制など・・・知らなかったことがたくさんありました。
一番最後のミキモト社による真珠マフラーが一番目を見張りましたが。


真円の真珠がはやるのはここ30年ほどのことで、昔にはバロック真珠など、不ぞろいの、大粒の形が人気だったなど、美的常識をがつんと殴られるような歴史を感じました。


それにしても、会場に占める中年女性率がめちゃくちゃ高かったですね・・・しかも、ありえないコメントを吐く。「なんだ、もっと美術品が多いと思ってたのに・・・」
いや、ここ、国立「科学」博物館だから。常設展示で恐竜の化石とか扱うようなところだから。確かに美術品も多いですが・・・
だから、純粋に理科的なところは比較的見やすく、美術品には黒山の人だかり。
うーん、1時間半くらいいたのですが、くらくらしてしまいました。最近脳に酸素が不足気味だから、ちょっとつらかったですね。
最後のお土産コーナーにミキモト社特設コーナーがありましたが、これもくらくらするお値段だったので、そそくさと退散しました。あー、でも真珠のペンダントほすぃ・・・。一連のネックレスはパーティー用に持っているのですが、綺麗なおねえさん的普段使いのが欲しいですね。一粒パールの。
あ、しまった毒されている・・・(爆)


22日までですので、見たい方は急いで!ちなみに、世界中を回っているらしく、次はシドニーだそうですw

*1:というより、昨日は満卓だったので、入れて無くても出ろ、って言われたと思う・・・終礼23:15、帰宅1:30だったしね。