覚悟が足りません。

今日はゼミの最終日だったのですが、苦い思い出になってしまいました、自業自得。
ある英語論文についての報告に対するコメンターだったのですが、もうどうしようもないくらいにひどかった、私。
準備不足が如実に表れて、なんとかつけようとした道筋すら自分で踏み潰していたような気がします。駄目ですね、読み込みが浅いのを取り繕うとすれば、てんぱって何も出てこなくなります。
「(ある文章・・・・たとえば古典などを前にして、)この文章の著者が想定している読者層を考えれば、難しい、理解できないのは当たり前。しかしそこから前に踏み出せず、あきらめる学生が近頃は多いように思う。」
「論理の流れを丁寧に追っていくことが、できなくなっている。」これが本日の先生の厳しく、そして温かいお話のキーセンテンス*1だと思うのですが、今日の私に足りなかったのは時間でも読解力でもなくて、最後まで逃げ出さない、という根気・覚悟だったのでしょう。自分で課した課題だったのに、結局逃げていた。
だめだ、背伸びしないと成長なんてできやしないのに。
今まで、虚勢を張っては自分で張った虚勢に内実を追いつけようとして、がんばってきたというところがありますが、今回は虚勢だけだった。
ここから、前に踏み出さなくては。


大学生活を締めくくるには、よいラストだったのだろうか。そうであると信じたい。このゼミを取らなければ、毎回こんな絶望的な気持ちにもならなかっただろうから。

*2

*1:まさに、この「要約」というものができなかったのですけど。枝葉と幹との峻別と、細部の読み込みが反復横断的に出来なければ。

*2:追伸:ということで、今日のゼミ生の方でこちらをごらんになっている方、今日は時間を無駄にしてしまって大変申し訳ありませんでしたm( )m 何かございましたら、メールでもコメントでもいただけたら幸いです。