別れの季節・韓国裁判事情

今日は某ゼミのOB会でした。司会兼幹事という大任を偶然にも引き受けてしまい、テスト期間中からやたら忙しかったのですが、先生に喜んでもらえて、良かったです。


また、韓国の行政訴訟のIT化について、このブログで触れたことがありましたが、
http://d.hatena.ne.jp/Kaffeepause/20060507/1147016375
今日は韓国の弁護士が3名出席していて、色々と質問することができました、が・・・
「ネットだけで裁判?そんなのムリダヨ!」という返事。
でも、簡単な送達や、仮処分の通知(命令の前段階らしい)は、なんと携帯のショートメッセージで裁判所から通知がくるそうですYO!
ほら、結構前に、Cメールとかいう名前で各社がやっていた(やっているけどほとんどの人が使ってない)あの形式です。番号さえわかればメールが送れるので、韓国ではこちらの方式が一般的なのだそう。それにしても、「電話番号さえ教えれば、出頭しなくていいから、便利なんだよねえ」とは、いやはや。まあ、そうなんですが、裁判所からメールで、しかも、携帯に届くというのは、かの国のIT化は進んでいるなあという印象です。
日本はいまだに郵便・FAXベースですかそうですか


そういや、「Kaffeeさん、行政法研究するなら、韓国の行政裁判所のことも是非勉強してね。なに、ハングル?がんばればすぐに読めるって!」といわれましたねえ。最近、スペイン語を薦められたりしましたが叔母が元韓国人(叔父がお見合い結婚なんです)の私としては、韓国のほうが興味がありますね・・・。いやいや、ドイツ語から逃げるな自分。とはいえ、結構面白そうだと思ったのは事実です。まあ、これはまだ妄想に属する話題。