夏のお勉強ってこんな感じになりがち

〆きり過ぎた・・・。
何の締め切り?って、自分で決めてたO村先生の議論のレビューの期限。
なんか夏休み始まってからもいろいろあって、全然前に進んでないや。


勉強法の話で言えば、いつもなら学部試験対策には複数のノート*1、複数の基本書を元手にしてシケプリというまとめノートを作るのが常です。
そのため、おとといのコメント欄にも書きましたが、今友人に借りている*2のを含めて
憲法(芦部、長谷部、4人組)、行政法(塩野、大橋、小早川、宇賀)、民法(内田、大村)、会社法(龍田、弥永、神田)、手形法(弥永、前田)、商法総則(鴻、弥永)、民訴(伊藤、高橋(正確には基本書じゃないが))、英米法(樋口、田中)ってな具合に殆どの教科で複数基本書を持っています。


逆に、複数基本書を持っていない教科ほど苦手意識が高いようです。
刑訴、刑法がいい例ですかね。
ちなみに労働法は例外で、これは菅野先生の基本書の第6版と同「新・雇用社会の法」しかないのですが、かなり得意です。これはA木先生の授業の内容の濃さもさることながら*3、新・雇用社会の法がなかなかいい本で「労働法を内田民法スタイルで書いた」みたいな感じです。新司法試験を労働法で受ける方は一度紐解いてみたほうがいいと思います。*4


そういうスタイルで勉強してきたのですが、今回はやや例外。
民法4部の担当と消費者法の指定教科書が大村先生である*5ことをとらえて、一人の法学者にかなりコミットする勉強の仕方をしてみたいと思っています。自分の問題関心とかなり重なりますし。
借りたり、購入したりで今手元にあるのが

家族法 (有斐閣法律学叢書)もうひとつの基本民法〈1〉消費者法 (法律学大系)、相続法講義
(ここまでは必須文献)
法源・解釈・民法学―フランス民法総論研究契約法から消費者法へ (生活民法研究)生活民法研究〈2〉消費者・家族と法 (生活民法研究 2)
(講義中にとくに言及のあった文献が含まれている論文集)
基本民法〈1〉総則・物権総論基本民法〈2〉債権各論基本民法〈3〉債権総論・担保物権民法総論 (岩波テキストブックス)
(テスト範囲に直接は関係ない基本書の類)
民法研究ハンドブック
(ブログのネタ(笑))

といった具合。うへえ、何冊あるんだよ。(12冊。)
つうことで大村センセコーナーができてしまいました(ぱちぱち)。
批判もおっかけもまずは内容理解が肝心、興味のあるうちにやるとこまでやってみようと思ってます。
ほんと、時間のかかる勉強法しかできないんだから・・・。

*1:友人に感謝

*2:4人組憲法と宇賀行政法。本当は国家補償法も手に入れたいが・・・

*3:誰だ、「ダンディだからうっとりして講義聴いてたんだろう」つうツッコミを入れるのはwたしかにその感は否めないのですが。

*4:もうこの本、御存知の方の方が多いかと思いますが。

*5:もう伏字にする意味があまり無い