サカキシンイチロウの「おいしい店とのつきあい方」につき。

おいしい店とのつきあい方―サカキシンイチロウの秘密のノート (ほぼ日ブックス)

おいしい店とのつきあい方―サカキシンイチロウの秘密のノート (ほぼ日ブックス)

私のアンテナにも入っていますが、この2冊はこんな方々にお勧めです。

  1. 美味しいものを食べるのが大好きな人。
  2. 美味しいものをつくるのが大好きな人。
  3. レストランに行くと、ついつい従業員の動きに目が行ってしまう人。
  4. ちょっとグレードの高いレストランに行ってみたいんだけど、ちょっぴり怖い人。
  5. 穴場のレストランを見つけてみたい人。

サカキさんの文章そのものはネット上での連載ですので、お金をかけたくない人はネットから読めますし、再構成してちょっとおまけもついているのがいい、という方は書籍でご覧ください。以前、このブログのネタに使わせていただいたこともある、ステキな文章です。*1


さらに、
飲食業界で働いている人。というのを付け加えたいと思います。うちの店長に上記2冊をお貸ししたところ、「初心に帰った気がしたよ。予約をしていただくことに我々はなれてしまっているけれど、お客様から見たら、それだけ期待をしていただいている、ということだものね。」という感想をいただきました。サカキさんはお客さんでもあり、プランナーでもあるので、内側と外側、両方の事情がわかるひとなのです。それが、最大の魅力かもしれません、このエッセイの。
私も、ユーザーとしても、サービス提供者としても考えられる人間になりたい、そう思わせてくれた2冊です。気軽な読み物としてーそれこそ、春のお散歩のお供にーぜひどうぞ。
webでごらんになりたい方はこちら。
http://www.1101.com/restaurant/index.html
現在第三クールに突入していますが、過去のものも読むことができます。