日本学生支援機構(旧日本育英会)に申し込む

学費の捻出には欠かせない機関に、今回初めて申し込みをしました。
この申し込み、二段構えになってまして、先日大学院側に書類*1を提出したあと、さらに4月1日〜4月7日に、自分で申込書類の一部をオンライン入力する、というスカラネットというシステムを経由しなければなりません。


書類提出日はものすごい人で、一日目に提出しようとのほほんと行ったところ1時間半待ちといわれてバイトの兼ね合いであえなく出直してきた、という話は先日の日記に書いたのですが、スカラネットは在宅でできるので余裕でした。最終日*2はもしかしたら回線が混むのかもしれないですけど。


そこで、気になったことがひとつ。法科大学院って、やっぱり微妙な扱いですよね。
というのも、スカラネットの入力には、「あなたの研究情報」を書く欄があります。そこでは、「研究題目(研究分野)」、「大学院進学の目的と研究計画」、そして「これまでの研究内容(一年生は記入不要)」を書くことになるのですが・・・
・・・これ、ほとんどの法科大学院生、書けるんですかね?*3
ほとんどの方は大学院進学の目的=司法試験の受験資格を得ることが素直な第一目的だと思うんですが、いかがでしょうか。
さらに、(一年生は記入不要)との但し書きで、迷った既習入学者も多いはず。結局「1年生」扱いということで、別の部分の入力欄にも1年生と入力せよ、と窓口のおじさんに直されました。


まあ、法科大学院に入ることは司法試験がすべてではない、といえば聞こえはいいですが、真実に反するように思います。それは、たとえば他の専攻*4の方が研究計画をでっちあげる、というのとは程度が違うとも思います。法科大学院の専用の用紙をもらったはずなのに感じる違和感。これはやはり今までの大学院に対応してきた日本学生支援機構が責められるわけではなく、そういう特殊な大学院に進むのだ、ということをキチンと認識しろ、ということなのかもしれないですね。


・・・昨夜、久々に父(理系)と進路の話をして、「お前は2年通って、修士号はもらえるのか」と問われました。もらえない、と答えると、至極残念そうな顔をされました。父は大学院に行きたくても家計の都合で行けなかった人ですし、兄も就職ですから、大学院に行く娘に感じるところがあったのかもしれないですが。。。

*1:収入の証明とか、連帯保証人のサインとか、指導教員の推薦所見とか

*2:午後5時をまたぐと無効になるらしい

*3:ちなみに私は思うとおりに書きました、って、この内容は公開しません(笑)。前にpaco_q先生にはお伝えしましたが・・・

*4:ちなみに、当大学院では法科大学院は法学政治学研究科法曹養成専攻、という専攻になっており、研究科レベルでは従来型大学院と同じ。