一年経ちましたね

昨日はそんなこんなで日記書いてなかったんですが、後輩たちの合格発表でした。
去年、とても微妙な気持ちになったのを覚えていたので、1時ちょうどには当たらないようにレポート提出に行ったのですが、それでも後輩に会うものです。*1後輩たちにはたいしたアドバイスも出来ない不出来な先輩ですが、それでも聞かれたことには真摯に答えたし、私なんかよりもずっと努力家の後輩たちだったので、皆うまくいくかと思いましたが、なかなかそうもいかないようです・・・われわれの世代もそうだったように。


自分の合格発表からも一年たったわけなのですが、この一年振り返ってみると、どうですかね・・・。
やはり、入学時の基礎が足りてないのが如実に現れるわけなんですよ。
議論に食いついていったりするのは好きだし多分得意なほうなんですが、いかんせん前提となる知識レベルがどうしようもないですからね、どうしても頭打ちになります。
とはいえ、議論が楽しめる、それも、複眼的な思考で物がいえるようになるのがLSに入ったことの最大の利点のような気がするので、その点も考慮して・・・。
無事合格した後輩にも、残念な結果になった後輩にも、それは伝えておきたいですね。
基礎がなってなければどうしようもないし、さりとていろんな場合・いろんな立場から問題を捉えなければ面白くも無い。
それがこの一年で得たことでしょうか。
教えていただいている先生方、同輩の皆さんにはどう思われるかわかりませんが、それが率直な(自己反省も含めた意味での)感想ですね。


まあ、会社法をそっちのけで*2ドイツ語読んでってたら会社法の議論のほうも手続の瑕疵とか筋のある利益考量をするには根拠とその評価をどう法が判断しているかなんてなかなか面白い話をしているし、ドイツ語の内容のほうで結局会社法が出てきて結局両方追われているという状態はちょっと異常なんで、その辺割り引いて聞いてもらえれば幸いですが(苦笑)、基礎法科目が充実している本学では別の形でままあることかと思います。

*1:その話を友人にしたら「Kaffeepause嬢の顔の広さなら誰かに当たるよ」って言われました。まあ、確かにそうか・・・

*2:こらこら