ついにキター!

法学教室317号(2007月2月号)が手元に届きました。ざあっと読みとおして、最後のところで興奮するのは邪道と知りつつも。
そう、出版案内。HPよりも更新が早いからさすがです(ぇ)。
ということで、お手元にない方のためにも、ご紹介。


まず、ロースクール生待望の一冊。
憲法判例百選Ⅰ 第五版 高橋和之・長谷部恭男・石川健治 編」
2000年で更新が止まっていただけに、待ちに待っておりました。
この時期での出版は助かりますね。(司法試験用、春からの未修者用…)
まだⅡの広告がありませんが、3月には出ることを期待します。


次に
地方自治法概説 第2版 宇賀克也 著」
地方自治法はH18年改正があったので、買うのを見送っていたのですが、ついに出ましたね。来年履修制限との関係で地方自治法は取れるかどうかわからないですが、たぶん購入すると思います。
*1


そして、
「自主規制の公法学的研究 原田大樹 著」
待ってました♪
・・・でも、著者名のふりがなにもうここまでくるとお約束に近い誤植があるので、関係者の方、早急に有斐閣さんにクレームをいれたほうがいいかと思います、ハイ。

ほかにも、北海道大学の知的財産法COE関連の研究書がいくつかと、「法例」の改正(「法の適用に冠する通則法」、というわかりやすいがロマンもへったくれもないアレですね)関係として国際私法百選補正版、アルマの第2版などもあります。


上で紹介した3冊、いずれも2月下旬発売予定、とのこと。
よく遅れるんですが、首を長くしてお待ちしたいところです。

*1:住民訴訟があまりに怪しいので・・・ちなみに、住民訴訟としての差止請求・住民監査請求については法学教室の同号317pに人見剛先生の行政法演習で扱われています。差止訴訟というと行訴法3条7項と人格権侵害を理由とする民事訴訟独禁法24条・特許法100条(・さらには消費者契約法12条)に目がいきがちですが、住民訴訟を忘れてはいけません。それぞれ、被侵害利益・原告適格を確認しておくと良いと思います。