今度は実務家と・・・

2,3日はアカデミックな先生方との対話でしたが、今日は東京地裁の行政部にお世話になりました。*1
差しさわりのなさそうなところで、一番驚いたことを記すと、
・・・東京地裁での行政部配転事件の5割が、不法入国・残留外国人の退去強制令書の事件なんですね。
すみません、知りませんでした・・・。
ということで、法廷もなんだか民事事件ではなくて刑事事件の様相を呈してました。


入管法や難民法のレクチャーや、行訴法関連のお話なども聞かせていただいた後、懇親会へ。
実に様々な話をしました。こちらも自己紹介で素性(行政法研究者志望との旨)を明かしていたので、思い切って結構突っ込んだ議論をふっかけてみたら、思いっきり応じてくださいまして。(でも、行訴法・民訴法だけじゃなくて、民法会社法の話もしましたよ。)民事事件と行政事件で何が違うのか、何を意識して訴訟指揮をしているのか等等、なかなか知ることができないことを教えていただくと共に、実務的に今問題になっている処分性の議論の具体的事例など、解釈論と立法論の狭間の話もしたりして・・・。
・・・ととと、コレくらいにしておきましょう。
久しぶりに思いっきりフルパワーで議論したので、とても疲れましたが、すごく刺激になりました。ありがとうございました。


・・・と、ロースクール生の特権?を享受でき、いい一日でした。
あとは、論文準備にまい進するだけですね(苦笑)。+

*1:4つ部があるのですが、どこの部かは書きません、念のため。