「この人脈こそが財産である」

台風のさなかに開催されたOB会に出席してきました。
タイトルはその際の先生のコメント。
まさに、その通りでして…。


このOB会も参加するのがもう4回目なので、毎年お会いする商売の才覚あふれる大富豪や、ついこないだまで先輩たちの運命を握っていた方(現在は配転された模様)には今年一年の進捗状況のご報告。「毎年気に掛けているんですよ」「来年はいい報告を聞けることを楽しみにしてますね」などと声を掛けていただけた。
また、今年はこのOB会にとっては節目の年だったので、いつもはいらっしゃらない方も多数いらっしゃった。その中では本気の議論に付き合ってくださる方もいらっしゃったし、自分が手をつけていない部分の比較法について今まさに政府の中で検討中である方からの情報など、「宿題」方面にも非常に有益な示唆をいただけた。特に、自分の「宿題」が民法学からどう見えるのか(何が前提問題として共有されていて、何が共有されていないのか)がわかったのはとても嬉しい。
あと、実務家の方とも行政法の未来?について語ったり、ローの実情について学生の側からどう見えるのかについて話した。少しでも先生方の役に立てればよいのですが。


また、後輩とも結構話した。が、「先輩、もしかしてブログ書いてませんか?」ええ、書いてますとも(苦笑)。このぐだぐだブログが後輩の役に立つとはあまり思えないのだが、まあ、勉強の合間にごらんになってください。


と、自分の出身学部は上下のつながりを作る機会が非常に乏しいところ、OB会がきちんと作用しているゼミに3つ参加できたのは非常に幸せなことである。
今年の春に参加した研究会でもゼミOBの先輩に複数お会いすることができたし、ゼミによってやはりカラーが違うのがわかるし。こういう場で話したことというのは、資料に当たって勉強するのとはまた違う化学反応をもたらしてくれるように思う。



来年この会に出席するときには、いろんな挑戦の結果が出ている。
さて、頑張らなくては。